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2022.01.23日- EVENT/SEMINAR
リフォーム会社向け・事業承継の勉強会に登壇しました

経営コンサルタントの方が主催する勉強会でご縁をいただき、リフォーム・工務店さん向けに事業承継についてお話させていただきました。

承継のスタイル(親族内、親族外、社内外)やそれぞれの注意点などをお伝えしましたが、一番のメインメッセージは
『(会社を)誰に渡すとしてもやっておくべきこと』

要は、「この会社を継ぎたい(買いたい)」と思ってもらえる」ための準備です。

今回お伝えしたのは3点。

1)経営の見える化
2)チーム制への移行
3)関係者(特に家族)との対話

 

私自身、振り返ってみるとM&Aを意識する前から、家業でこの1)~3)をやっていました。

会社を継いだ当初はもちろん、自分が丸山組を譲渡するなど夢にも思っていませんでした。

ただ、「良い会社になるように」という想いだけで、入社当初からこの3点を進めていました。

ときには力づくで(笑)。

その結果、9ヶ月という短期間で自社の承継(譲渡)ができ、譲渡後も経営面において大きな混乱はなかったと、いま振り返っても思います。

(当然ながら、従業員など関係者の胸中にはさまざまな思いがありましたが)

承継って、すでに始まっているし、いつからでも始めることができるんです。

「何事も、当然のことながら、私たちが始まったと思った時に始まっているわけではない」(アメリカの劇作家リリアン・ヘルマンの言葉)

日々の経営は、いつか来る承継への準備であり、承継を意識することでまた、日々の経営もより良くなる。

長く繁栄する企業とは、このGOODサイクルの結果だと思います。

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