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2025.09.18日-
孤独な経営者に伴走するということ。私が『成果』以上に『道のり』のデザインを大切にする理由

オーナー経営者のあなたは、孤独な戦いを強いられていませんか?
会社の未来も社員の生活も、全部自分ひとりの肩にかかっているように思えて、真っ暗闇の道を、たった一人で進んでいるような、寂寞とした思いを抱えていませんか?

暗闇のなか、自分を鼓舞し続けるのはあまりにも辛い。見えないゴールに向かって歩き続けるのは心折れそうになります。かつて家業の建設会社を継いだ私がそうだったように。

私は、そうした「一人であることのしんどさ」を抱えるオーナー経営者のそばにいたいのです。
「そばにいるよ。大丈夫だよ」と言い、言葉だけでなく、現実としてそばにいて支えたい。力付けたい。
ビジネス上のサポートを超えて、事業のその先にあるオーナー経営者の人生と家族の安らぎに向かって、共に歩きたい。

それは単に、「成功」というゴールに到達することだけでなく、道のり(プロセス)そのものを「意味のある、価値のある旅」にすることが大切だと信じているからです。

私が創り出したいものは「オーナー経営者が希望を持って進んでいける道のり」。
彼らが孤独な暗闇から抜け出して、自分たちの力で次の世代へとバトンを繋ぐ道を見つけられるようになること。

私が創り出したいものは「『成果』だけじゃない。どんな『道のり』を歩むかに意味ある」という考え方。
だから、その人やその家族だけの『道のり』を一緒に創っていきたい。デザインしたい。そして伴走したい。

分かりやすさと効率が重視される現代においては、多くの人は目に見える「成果」や「コンテンツ」ばかりに価値を見出そうとします。しかし私は、成果に至るまでの道のり、つまりプロセスで誰と何を味わうかによって、成長や精神的な豊かさが変わってくると信じています。

私がオーナー経営者の伴走を通じて証明したいのは、まさにこのこと。その人に適したプロセスを設計し、エネルギーを補給し、小さな成長を祝福し、次の一歩へ背中を押す。
その結果として起こる、目に見えない心の変容を一緒に体験する。

その計り知れない価値を体現するファシリテーターでありたいのです。

「人は必ず、より良い自分に変容できる」と心から信じています。私自身、家業を継ぐという体験のなかで苦しみ抜きましたが、その苦しみに向き合うことで大きく変わり、ずいぶんと生きやすくなりました。

自分に向き合うことは、私にとっては「プロセスを存分に味わう」という感覚です。
苦しいけれど、早く楽になりたいとは思いません。苦しみの中に居続けることで自分が成長すると信じていました。今でもそう思っています。

人間の成長の可能性を信じるからこその、プロセス志向のファシリテーター。
生涯、そうあり続けたいと願っています。

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