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2021.05.03日-
亡くなった人の、誕生日

いま、家系図を作ってもらっています。ファミリービジネスアドバイザー協会で知り合った家系図作成の専門家に依頼しました。戸籍内容の確認や、家系図の下図をメールで下さって、進捗を丁寧に報告してもらっています。

あるタイミングでの確認事項メールで、挨拶代わりの冒頭に「今日は父方のお祖父さんのお誕生日ですね」とありました。

その祖父は、両親の婚約直後くらいに亡くなっています。会ったことのない祖父なので、私は命日しか記憶していませんでした。

その時、思ったのです。どうして亡くなった人は命日ばかりを尊び、誕生日は愛でなくなるのだろう、と。
なかには、配偶者や親しい間柄で、亡くなった人の誕生日を祝う人もいるかもしれません。

でも、命日にお墓参りをしたり、祥月命日にお坊さんに来てもらうほどには、亡くなった人の誕生日はお祝いしないと思います。生きていたって毎月、誕生日の日付をお祝いする人は、ごく希ではないでしょうか。生きていれば忙しいし、家族がいたらほぼ毎週誰かのお祝いをすることになって、たいへん。

亡くなった日ばかりが、どうしてそんなに尊いのでしょうか。
急に不思議になってきました。


家系図がおおかた出来上がったというので、近々詳細を聞きます。

父方のほうは、家業の丸山組を継いだときに社史を作ったこともあり、4代前くらいまではエピソードを集めたり、戸籍も調べたりしていました。

しかし、母方の先祖についてはよく知らなくて、でも専門家の話では、母方のほうが影響があるということです。

いままで知らなかった自分のことが、なにか見えるのかもしれないという思いで、依頼をしました。
自分を知るために、今までは内省をたくさんしてきましたが、外側から自分を知ることにトライしています。

——

私が依頼している家系図作成の専門家は、この方です。

家系図コーチング 山道紀子さん

https://www.kakeizu-coaching.com/

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