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メンタリング、コーチング、ファミリーのファシリテーションなど、他者の支援(成長・発達のサポート)を仕事とするようになって、私自身に大きな変化が起きました。
自分を大切にする、「緊急ではないが重要なこと」にしっかり時間を取るようになったのです。
具体的には、自分の支えとなる時間と休息をルーティンに組み込む意識が高まりました。
ジム(カーブス週2回 笑)、お花とお茶の稽古(月1回)。
朝、カーテンを開けたら祈る。
家族や大切な人との食卓を、仕事よりも優先させる。
メールチェックより先に、自分のアウトプット時間を設ける。
疲れたときはどこまでも眠り続ける。
毎月と3ヶ月ごとの振返り。深く考える。
これらがすべて、他者を支援する私自身を支えています。
書き出すとしごく当たり前に思われますが、最も重要なのは、こうした当たり前が「自分にとって欠かせない」と認識し、日々のなかで優先する勇気を失わないことだと思っています。
自分自身の支えなしに他者は支援できません。満たされた自分からしか、他者を支える余裕は生まれません。少なくとも私の場合は。
他人を支援するというのは、生半可なことではないんだよ。だから、中途半端に手を出してはいけない。
臨床心理士の姉が教えてくれた教訓です。
自分自身が、自分の足で立っている感覚を持てているだろうか。
他者にかける言葉を、自分が実践しているだろうか(自分に優しくしましょう、日記を書いて内省しましょう、まず行動しましょう・・・)
他者を信じるように、自分を信じているだろうか。
誰かの支えになれる幸せを実践したいのなら、私が、わたしであること。
もちろん人は、完ぺきではありません。
でも、より良くあろうとし続けることはできるのです。