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コロナ禍生活では、たくさんの人が、事情に応じた変化を体験していることと思います。
私にとっての変化は、「移動(出張)がなくなった」ことでした。コロナ前は出張も多く、東京をはじめクライアント先を周り、ついでに実家も・・という感じで、中日本をぐるっと巡ることもありました。
コロナ禍で移動制限となり、オンライン生活へ突入。パタリと移動がなくなって、手元にあふれたのは穏やかな時間。
家でのんびり過ごせる夕食後の時間が、ぐんと増えました。テレビを見ない習慣なので、自然と本に手が伸びます。
今までは昼間の移動疲れで、本を開いてもコックリこっくり・・・だったのが、驚くほど集中して読めている自分!(お酒を飲んでいなければ(笑))
この2ヶ月で読んだ本の一部をあげてみます。
「なぜ女は男のように自信をもてないのか」キャティー・ケイ&クレア・シップマン
「問いのデザイン」安斎勇樹・塩瀬隆之
「マインドフルネス ストレス低減法」J・カバットジン
「Compassion コンパッション」ジョアン・ハリファックス
「オーナー経営の存続と継承」ジョン・A・デーヴィス他
「リーダーを目覚めさせるキラー・クエスチョン」林 友香
「21世紀家族へ」落合恵美子
「『論語』が分かれば日本がわかる」守屋 淳
「その不安、ニセモノではありませんか?」水島広子
「コロナショック・サバイバル」富山和彦
「アウトプット大全」樺沢紫苑
その他、マーケティング関連、組織開発やキャリアカウンセリング関連の本
そして気が付きました。どの本を読んだ後も毎晩、とても気持ちよく眠りにつけるのです。インプットの満足度というより、「やりたかったことが、やれている生活」に満たされている感じ。
積ん読が常習化していて「時間がない」「次の出張移動で読もう」と先送りしていたことが、ささいなストレスになっていたのです。
心のどこかでいつも、「買ったのに読めていない自分」が引っ掛かっていました。
(移動中に読もうと必ず本を持つのですが、揺れる車中だとすぐ寝ちゃうんですよね。10分と読めた試しがありません)
やろうと思っていることができていない、というのは、積もっていく小さなストレスです。たまった雑誌をしばること、冬物の整理、散らかったフォルダの断捨離など。
「読みたいと思っている本が読めていない」というのも、常習化しているストレスだったのだな、とstay home生活で気が付きました。
ぼちぼち移動、出張が発生しつつあるwith コロナ生活ですが、ここで身に着けた読書習慣は続けたいものです。見えないストレスが積もらないように。